男のEXECUTIVE~SUPER DESTINY BOY 2~

仕事のできない四十路サラリーマンが思ったことを綴っていくブログです。

娘の優しさを大切にしたい父親の日記

先日九州実家に帰ってきたのですが、子供は九州と実家の祖父母を大層楽しんでくれたみたいでよかったです。祖父母にはいろいろと負担をかけましたが、とても有難く思います。

 

実家には車で帰省していたのですが、お土産に米袋30㎏×2をいただいて、トランクに乗せて帰ってきました。

運転中はアクセル踏んでいれば一緒にお米もついてきてラクチンでしたが、当然家についたら降ろさないといけません。

 

家に到着したタイミングでは娘二人は車の中で寝ていましたのでその隙にせっせと小物を運びます。さぁ次は米袋だというタイミングで娘が起きてしまいました。

そして、「米袋を私が運ぶ」と言い出したのです。

 

娘は15㎏、米袋は30㎏です。倍です。持てるはずありません。

わかってもらうために1人で動くかどうか触らせてみました。

もちろん全く動きません。

 

「これはとっても重いので無理だよ。パパが運ぶから家に入っていて」というと

「2人で運べばいいじゃん。一緒に運ぼう。手伝う」と言い出したのです。

 

こうなると凄く邪魔です。

娘が米袋を触れられる高さで運ぼうと思うと私は中腰で30㎏の米袋を運ばないといけなくなります。

「2人で運ぶのは無理だから早く家の中に入りなさい」と何べんもいいましたが車の中から出ようとしません。

 

「もう行くからね!さようならー!」と言いながら米を担いで私だけ駐車場を出ましたが、娘は結局泣き出して動かなくなってしまいました。

 

埒があかないので片手に米、片手に娘を担ぎ、合計45kgをかかえて家にたどり着きました。

そのあと泣いた娘を家において、30㎏の米袋をもう一回運搬した後に家に戻りましたがまだ泣いています。

 

とっても汗をかいたのでお風呂に入って出てくると泣いていた娘から妻が事情を聞きだしてくれていて教えてくれました。

 

重たい米袋を運ぶのは大変なので手伝いをしてあげたかったらしいのですが

1人では運べなかったし、2人で運ぼうとしてもお手伝いを拒否されて悲しくて泣いてしまったということでした。

 

優しい娘の気持ちが嬉しくなったので、玄関に置いたままになっていた米袋を一緒に部屋の隅まで運びました。

娘もようやく満足したようで機嫌も直りました。

 

こんな感じで日常の中で好意を無下にしてしまっていることが多々あるように思います。

考えないといけないなと思った次第です。

そんな日記。