バスの中に園児が取り残されて亡くなるという悲しい事件が発生してしまいました。
園の開いた会見での園長・副園長の態度(他人事、笑う、責任転嫁)や、バス内で熱射病で亡くなった女の子の最後まで生きようとした痕跡(水筒がからっぽ、上裸)が大きな衝撃をあたえています。
私もニュースをみてショックをうけた一人で、園に対しての怒りと悲しみを感じているのですが、私なりにバス置き去りを廃止するためにどうしたらいいのか考えたので一人でも多くの人にみてもらって、賛同してくれる人がいれば商品化して日本中のバスに展開されてほしいと思います。(利益が欲しいとは思っていないのでアイデアだけつかって勝手にやってくれたらうれしいです)
成功しないと思う対策案
■気を付けて見なさい案(&乗務員を増やしない案)
無理です。Q「バス降車時に園児が車内に残っているか確認する必要がある」「YES/NO」という問題があれば全員車内を確認すると答えると思う。しかし人は忘れる生き物なんです。
■ドア開けっぱなし案
無理です。一般的になぜ車を停車させるときにドアを閉めているかを考えてみて、その理由を解消できなければドアを開ける状態を普及させるなんてできないでしょう。(盗まれる以外にも。雨風の侵入悪戯や犬猫の侵入による糞尿など種々あるでしょう)バスの持ち主は園児が残っているなんて思わないので鍵を閉めます。どうしても強いたいのであればドアを物理的に外さないと運転手は閉めます。
■センサー設置案
難しいと思う。理由は二つ。一つ目はコスト面。1台付けるのに数十万円かかるとのこと。日本中で先生の給与が足りないとか言われていて、私の娘の園でもティッシュやビニール袋などを各家庭から持参(寄付)しているような状況です。全国に園やバスは何万もあるのに何十万円もするセンサーをどうやってつけるのでしょうか。
二つ目の理由は取り付けが素人にはできないであろうということです。素人につけられないということであれば専門家がつけなければいけません。第三者がセンサーがついていないバスを把握してバスを使わないタイミングを把握して取り付けをしていく必要があります。ハードル高いです。
成功する条件
- 人に頼らない
- 安価
- 素人で後付け可能
の三つの条件が必要だと感じました。
降車時に車内をちゃんと見ようと言っても見れません。そういう生き物です。
高額だと現実的に取り付けができません。
園でセルフで付けられるようにしないとダメです。
私が考える対策案(エンジン停止時アラート;シガーソケット後付)
以上の考察から私が考える対策案は、「シガーソケットに差し込むだけで使用できるエンジン停止時にアラームが鳴る仕組み」です。
シガーソケットはどの車にもついていますし、工事も不要です。
有線でつながったアラームの停止スイッチを車の最後尾においておきます。
エンジンが停車するとアラームが鳴り、車の最後尾まで停止スイッチを押しにいかなければいけないという仕組みです。
これなら車の最後尾まで運転手が確実に一度行きますので、目視する機会が往復2回発生します。
AIとかセンサーとかより圧倒的に安価でできます。
搭乗員を増やすとかいう案よりももちろん安価です。
子供がアラームを切らないようにバスの天井に設置しておいてもいいかと思います。
システム仕様
動力源 :シガーソケット
動作条件:エンジン停止(給電停止)
動作 :アラート(音)
その他仕様:
シガーソケットとアラート発生装置&停止装置は有線接続
アラートオフ後は再度給電で復旧、給電が停止すると再度アラート発生
停電警報装置がすでに世の中に安価であるので、オンオフの機構だけ改造したらいけると思う。