男のEXECUTIVE~SUPER DESTINY BOY 2~

仕事のできない四十路サラリーマンが思ったことを綴っていくブログです。

娘の歯科矯正で考えること

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カードの請求を確認すると、思いがけない高額請求。

「先月、旅行に行ったっけ?税金の支払いがあったかな?」と首をかしげながら詳細を見てみると、それは娘の歯科矯正の費用でした。そうかそうかと納得。

 

 

私自身も子どもの頃、両親に歯科矯正をしてもらいました。当時は大学病院まで片道2時間かけて通い、ワイヤー式の装置で見た目の悪さも不便さもありました。

今では歯科矯正が一般的になり、個人の歯科医院でも対応してくれるようになりました。

娘が受けているのは「マイオブレイス」というマウスピース型の矯正装置です。これは顎の成長を促し、歯並びや口腔習癖の改善を目的とした小児用の装置で、ワイヤー式のように強制的なものではなく、本人が任意で着脱できる自由度の高いものです。その分、子どもの意志が非常に重要になります。

 

医院を調べてくれたのも、連れて行って契約をしてくれたのも、そして毎日娘に「つけなさい」と根気強く声をかけ続けているのも、すべて妻です。本当にありがたい存在です。

 

このマウスピースは顎の拡大も目的としているため、かなり大型で、装着するとまるでおにぎりを口に放り込んだ石破茂氏のような顔になります。しゃべることも飲食もできず、睡眠時には唾液をうまく飲み込めず夜中に咳き込んで起きることも多く、親としても見ていてかわいそうに感じていました。

 

そんなある日、娘がマウスピースを噛んで破損させてしまいました。高額な装置であること、そしてこれまでの矯正への熱意もあり、妻は娘に対して壊してしまったことへの問いかけを始めました。

 

娘もまた、煩わしい装置を口に入れて一生懸命頑張っていたところだったので、高価なものを壊してしまったことに対する後悔、報われなさで、きっと非常に悲しい気持ちになったと思います。

 

幸いにも、破損したマウスピースは1-2万円程度で再購入できることが分かり、「それくらいなら、嫌なことを頑張ってくれている娘のために買い直せばいい」と親子ともに気持ちを切り替えることができました。

 

 

今はきっと「なんでこんなことをしなきゃいけないの?」という不満を抱えながら矯正を続けてくれていると思います。

 

でも、綺麗な歯並びが手に入ることで、将来きっと良いことがあるはず。そんな思いを込めて、これからも娘の矯正を応援していきたいと思っています。

 

私は仕事をしているだけですが、子供の勉強や習い事、コミュニティの維持、旅行や病院まで様々なことに力を注いでくれる妻と、それに楽しんで、かつ一生懸命取り組んでくれる子供たちには日々感謝しております。

熱帯夜の大学病院通院振り返り

熱帯夜のせいか足が攣り、眠れない夜。

スマホ片手にGoogleストリートビューを眺める。

関西から慣れ親しんだ九州へ。馬出九大病院前駅から九州大学病院までのルートを辿る。 それは、かつて母に手を引かれながら歩いた道だった。

馬出九大病院前駅(福岡市地下鉄) | DoraNekoWeb

 

母は極度の方向音痴なのですが、田舎から福岡の大学病院まで何度も電車を乗り継ぎ、子どもを連れて通院させてくれた。今思えば、それだけでも大変なことだったと思う。

 

私は生まれつき歯の本数が少なく、前歯は3本しかない。

すきっ歯で、歯の隙間には「上唇小帯」という線状の組織が入り込んでいた。

最初は家から車で15分ほどの地元の歯医者へ。

その待合室で、週刊少年ジャンプに出会った。 ドラゴンボールスラムダンク…ジャンプの黄金時代。ワクワクしながら読んだ。面白い。僕が歯医者から帰りたがらないくらいジャンプに興味を示すものだから、母が医院に頼んで、家にあった雑誌と待合室のジャンプを交換してくれた。時代なのか、田舎だからか、今考えるとなかなかの行動だったと思う。

 

結局私の歯は地元の歯医者では対応できず、何度か通ってできることだけやった後は大学病院に通うことになった。

 

大学病院へは小学2年生から5年生まで、約3年間毎月通院した。上唇小帯の切除手術をしたり、抜歯をしたり、入れ歯を作ったり、矯正をしたり。

 

学校を休んで朝から行く日もあれば、登校して途中から母が迎えに来ることもあった。

 

通院の日の昼食は、いつもコンビニのおにぎり。電車の中で食べながらジャンプを読む。母からは「行きと帰りで半分ずつ読んでね」と言われたけれど、どうしても行きの電車でほぼ読んでしまっていた。 ふと今思い返すと、おにぎりを食べていたのはいつも私だけだった。母は何を食べていたのだろう。

(当時海苔とご飯が別々で二つの動作でぱりぱりのおにぎりが作れるコンビニおにぎりの包装に驚いた)



Googleマップで見た大学病院は建て替えられ、門しか残っていなかった。 かつて池の前のベンチに母と座って、亀を眺めて遊んだ思い出。池も今はもうない。 あの亀はどこへ行ったのだろう。

大学病院の待合室のこと、病院の先生が名前の頭三文字に「君」というニックネームで呼んでくれていたこと、受診するたびに九九や三角形の角度など学校で習っている範囲にあわせて問題形式の会話をおりまぜながら治療をしてくれていたことを思い出す。

歯科治療 ライト 古い に対する画像結果

 

行きの電車で残していたジャンプを病院の待合室で読んでしまい母に毎回注意されていた。

 

大学病院から駅までの帰り道、ごくたまにパフェをご馳走してくれたファミレス。

今はなくなっていた。パフェが食べられたときは心の底から幸せだったな。

昔は福岡は都会だからパフェがあると思っていた。 

メロンソーダもここで生まれて初めて食べたと思う。福岡にはすごい食べ物があるなと驚いた。

 

 

 

子どもの頃は「駅から大学病院まで遠かったな」という記憶だったのに、今地図で見るとほんの短い距離。 人の記憶って不確かだけれど、だからこそ思い出の中で膨らんだ風景は愛おしい。

 

「矯正してガムが食べられなくなるのは嫌だ」と、幼い私は不満を漏らしていたけれど、おかげで人前で歯を見せられるようになった。 時間とお金をかけて治療してくれた両親に今では感謝しかない。

 

小学5年生のとき、ついに矯正器具が外れた。次兄がガムをご馳走してくれた。 嬉しさのあまり噛みしめたガム。でも、「あれ? こんなものだったっけ?」という拍子抜けも覚えている。

 

この通院がきっかけで、祖父がジャンプを買ってくれるようになった。

散歩の道中、駅の売店で買ってきてくれた。

ジャンプを手に入れた日は兄弟で奪い合い。

 

祖父の家に先に取りに行った者が最初に読める、というルール。

しかしそれでは全員が当日中には読めないからと、母が「半分ずつ読む」「話数で区切る」といったルールを作り、それが運用された。

 

ジャンプを受け取る時、祖父はよくこう言っていた—— 「一冊190円だけど、1年分だと10,000円になる。高いぞ。」 そして、値上がりするたびに「また高くなった」と文句のような感想をこぼしていた。 でも、合併号の週には「今週はジャンプないぞ」とわざわざ連絡をくれた。 気配りだったんだと、今ならわかる。

 

しかし合併号のため取りにいかないと「ジャンプがないと会いに来ないのか」と嫌味を言われたこともあった。 けれど、それが祖父らしいところでもあった。

懐かしい思い出だ。

 

その後、祖父は散歩がつらくなったのか、「1年分として10,000円を渡すから自分で買いなさい」という制度に移行。 ジャンプを買うことは、自然と終わりを迎えた。

 

そんなあれこれをGoogleストリートビューで振り返っていたら、朝の4時になっていた。 見えない風景を、心の中でもう一度歩いた夜だった。

半年~2年前のスマホに残っていたメモについて

スマホのメモがちょこちょこ残っていたので転記して記録として残しておきたいと思う。

 

[半年前のメモ]

子どもたちは、本当に優しい。

無垢なその気持ちは、時にこちらの余裕のなさとバッティングするときがある。

 「パパ!パパ!」と無邪気に呼びかけてくる声に、忙しさのあまりつい突き放してしまう瞬間がある。

ただ手伝いたい、ただ関わりたい。そんな純粋な気持ちを、時折邪魔だと扱ってしまう自分がいて、子供の悲しそうな顔を見てあとから胸が痛むときもある。

子どもにとって「空気を読む」なんて芸当は、まだ難しいのである。

もっと余裕をもって子供と接することが必要で成長が必要だなと感じます。

 

[半年前のメモ]

子供たちがゲームセンタにドはまりしている。ゲームセンタが好きで好きで堪らない。長女の誕生日の前に「プレゼントは何がいい?」と尋ねると「誕生日プレゼントはゲームセンタ代1000円がいい」というので封筒に1000円を入れてゲームセンタに連れていくっていうのを誕生日前の休日で準備した。

そんな中、ゲームセンタに行く段になって「やっぱり1000円は貯金する」言い出した長女。「なんで?」と聞くと「大人になったときに新しい家に引っ越すでしょ?それにとってもお金がかかるからたりなくなったら困るから貯金しておくの」と言うことを言い出しました。

「今の年齢の誕生日は一度しか来ないし、今は今楽しい事を全力で楽しみなさい。将来1人暮らしをするときに必要なお金はパパが出すから心配しなくていいよ」というと、とても嬉しそうにしていました。

我ながらかわいい子供だと思う。長女は本件に限らずとてもしっかりしているのですが、堅実で慎重、不安症で、リスクや懸念が行動を強くコントロールする性格です。

いつも頭の中には「〇〇になったらどうしよう」「〇〇になったらいけないから△△する」という行動原理で活動している気がします。

真面目なのですが損な人生を歩みそうな気がして、もっと要領よく立ち回る生き方をできたらもっと楽な人生が待ってそうな気がして親としては少し心配である。

 

[半年前のメモ]

長女に「パパはSおじさんに髪を取られたの?」と言われました。

Sおじさんとは九州にいる社会人とは思えないロン毛の私の兄です。解説すると兄弟ですが毛量は別の生き物です。当然毛量はSおじさん>私。です。

長兄>次兄>>>私です。

 

[半年前のメモ]

長女が家へ誰かが来るのを渋るようになったので何があったのか尋ねると妻の友人の子供が過去に我が家に遊びに来てくれた際、長女のおもちゃを壊したことがあって、そこから家に誰かが来るのを嫌がっていたようでした。これも「〇〇があると嫌だから▲▲」という長女の危機回避の行動様式が表れているなと思ったエピソード。

誰かが来るときは大切なものは片付けて置いたらいいという話をしたら納得してくれたみたいで、誰か来ても結局楽しく遊んでくれています。

 

[一年前のメモ]

最近パパがおさるみたいになっていると娘に言われる。

おでこの上がふにゃふにゃで、毛が茶色になってきているそうだ。

 

[一年前のメモ]

長女に「なんでパパは約束を守らないの!」と怒られた。

  • 早く帰ってきて遊びなさい!
  • 一緒に寝る約束を守りなさい!
  • 一緒に晩御飯を食べる約束を守りなさい!

と怒られた。

 

[一年前のメモ]

なんで「Yちゃんばっかり怒るの…」と長女に泣かれた。

確かに片付けしていないとか、TV消しなさいとか、長女にばかり言っていたな。反省。

 

[一年前のメモ]

娘にパパの良いところと悪いところを聞いてみた

良いところ(by長女)

  • おうちのために頑張ってくれていること
  • 家族の味方になってくれること
  • いろんなものを買ってくれること
  • 休みの日に色んな所に連れて行ってくれること
  • 一緒にご飯を食べてくれること
  • 一緒に遊んでくれること
  • 一緒に寝てくれること
  • いつも笑顔なところ
  • 一緒に勉強を教えてくれること
  • 優しいところ

良いところ(by次女)

  • ゲームセンタに連れて行ってくれること
  • いつもご飯をこぼさずに食べていること
  • 掃除をすること
  • 車を運転できること(※パパになりたいと言うので、なんで?と聞くと車の運転ができるからと言っていました)
  • 仕事を頑張っていること
  • バッタを捕まえられること
  • お風呂の時に体を拭いてくれること
  • 物知りなこと
  • 一人で歯磨きをできるところ
  • 自分でおしりを拭けること
  • 電気を消すところ
  • カーテンを閉めていること
  • みんなのために働いてくれること
  • 楽しいところに連れて行ってくれること

 

パパに辞めてほしい事(by長女&次女)

  • お酒を飲むこと
  • 怒るときに言い方がキツイこと
  • 顔が怖い事
  • 髭が生えていること
  • いびきをかくこと
  • あくびをすること
  • ゲームセンタで遊ぶときに「取れない」と思っていること

 

だそうです。なかなか面白い。とくに次女は自分ができないことができるって点でパパの良いところをあげているのが面白い。「自分でおしりが拭ける」とか。会社でも自分でおしり拭けるからと褒めてくれたらいいのに…。会社では叱責ばかり。

 

 

[1年半前のメモ]

長女が子供チャレンジのワーク10冊分くらいで全部の冊子に少しずつちょこちょこやり残し(間違えて解きなおし未)あったので全部チェックして山ほどやらせたら大泣きしていた。1年生の範囲の問題で間違えて悔しかったようだ。

 

[1年半前のメモ]

次女が私が保育園を出るときに泣いたり足にしがみついて離れなかったりする。

帰宅すると玄関まで走ってやってきて飛び跳ねる。とてもうれしい。

 

[1年半前のメモ]

ジンベイザメのぬいぐるみを抱いて長女が「またハワイ行きたいなぁ」と言っていた。沖縄はハワイじゃないよと間違いを指摘すると「え、そうなの」と言う。かわいい。

 

[1年半前のメモ]

子供たちを動物園に連れて行って帰りに外食して帰る。子供が遊び疲れていて外食先で機嫌が悪くなり暴れる。なんとかなだめすかして家に帰りつき、家でトランプ遊びをして、寝る前にチューペット(棒アイス)を食べる。

今日は何が楽しかった?と尋ねると「一番楽しかったのはトランプ!一番おいしかったのはチューペット!」だそうだ。トホホである。

 

[2年前のメモ]

一緒にお風呂に入っていて「おちんちんが3つあるのはなんで?」と言われる。「これはおちんちんじゃないよ。タマだよ。」と言うと、「タマってなに?………わかった!おしっこを貯めるところだ!」という娘。違うというと「何するところか教えなさい!教えないとおちんちんを切るよ!」と恐ろしい事を言う。

出張先で生まれた、23万円の絆

先月東北まで出張に行ってきた。

関西から宮城へ、LCCで飛ぶ男たち。片道7,000円、会社に優しい。

しかしその夜、優しくない出来事が待っていた。

 

出張の仕事はさておき、夜は懇親会。 1次会は仙台料理の居酒屋で舌鼓を打ち、2次会は「タバコが吸える」というだけで選ばれた特徴ゼロの居酒屋。 そしてここに、会社の飲み会レジェンド、 「飲み会が終わっても終わらない男」Oさん がいた。

「最後は必ず3次会に連れ込まれる」という都市伝説は、もちろん現実に。

 

運命の3次会。 Oさんの「女性がいる店に行こうぜ!」の一声で、キャッチのお兄さんについていくことに。

辿り着いたのはラウンジらしき店。 VIPルームに案内されたが、見た目は 「カラオケボックスに毛が生えた」 程度。 ラグジュアリー感は不明だが、 「財布にダメージを与える仕組み」 だけは完璧に整っていた。

 

そこへ現れた女性陣。 何かを語るも、そもそもBGMがうるさくて聞こえない上に内容もスカスカ。

女性がしてくれた話題で覚えているのは 「高校時代の女子サッカーでじん帯を損傷した話」。悔しくてグラウンドで泣いたそうだ。そうですか、泣きましたか。

 

しかもVIPルームでは、入れ替わり立ち代わり女性が登場し、 「会話の薄さに比例して酒だけは猛烈に消費されるシステム」 が作動。

 

事前情報では 「3,000円/h」 とのことだったが、 お会計、まさかの6名2時間23万7600円。

もちろん 手持ち不足。 お店の女性が 「ではコンビニへご案内いたします」 と、まるで観光ツアーのようにATMまで誘導。 各々、静かに現金を引き出し支払い。

なお、Oさんは知らぬ間に 「シャンパンをオーダー済み」 だったため、8万円を一人で支払うことに。 私も3.5万円 を支払った。

 

出張の翌日は 「もう仕事の話は一切なし」。 話題は 「23万円の深い絆」 についてのみ。

上司も本出張報告をするとたいそう喜んでもらいました。
金額が高すぎて、もう 「友情の代償」 だと思うしかない。

GW ゆったり という贅沢

日々働き、毎月お給料をいただく。それだけで、生活は成り立っていて

食べるものにも困らず、屋根の下で寝られる日々。

お金には少しだけ余裕があるため、どう使うべきか時折悩むが、大したアイデアもなく、なんとなく投資に回す。

 

画面に映る数字は日々動いている。上がったり、下がったり。

その理由も仕組みも、私にはさっぱりわからない。

 

過去に、ロシアの株を購入したことがある。戦争が起きる前のこと。

その株は現在、取引停止となり、価値はゼロになった。もはや画面にその数字すら現れることはない。これもまた、よくわからない出来事。

 

上記とは別でインド株をいくらか保有している。

最近インドとパキスタンの間で緊張が高まっているらしく、インド支配下のジャンムー・カシミール州というところで武装勢力による攻撃が発生し、多くの犠牲者が出たらしい。パキスタン政府の高官が「インドが今後36時間以内に軍事行動を開始する可能性がある」と警告したり、パキスタン防相は「戦争勃発の可能性は低い」と否定したりしている。よくわからない。インド株は大きな動きはないがよくわからないので売り買いせずにそのままにしておこうと思う。また紙切れになっても仕方なしである。

それよりも、両国とも核保有国ということなので慎重な動きをお願いしたいし、インドには大変お世話になった会社の人が駐在されているので、是非とも平穏無事な生活を送れる環境が続いてほしい。

 

GW中、1人自由な休日が訪れた。

天気は良く、心も少し軽やかだった。コンビニで珈琲を買い、山へ向かった。何か特別な計画があったわけではなく、ただ自然の中で静かな時間を過ごすことが目的だった。

山に着くと、川の流れを眺めながら罠を仕掛けることにした。魚がかかるのを待つ間、珈琲を一口飲み、スマホで映画を観る。

しばらくして、ワクワクしながら罠を引き上げてみた。しかし、そこには何もかかっていなかった。がっかりした気持ちが胸をよぎる。

捕まえた魚を家の水槽に入れて子供たちに見せるという楽しみが消えてしまったが

特別なことがなくとも、こんな休日でいい。日々を生き、少しの楽しみを見つける。それで十分なのだ。

 

 

同じく長期連休中にまたもや単身の自由日が訪れた。

私は水筒に珈琲を淹れ、先日とは別の川へ罠と文庫本とを持ち向かう。

川沿いは治水工事がされており水域まで降りていけるところは限られていて

そのいずれも先客のおじさんがいて、釣り糸を垂らしている。

ここは既に縄張りになっていて新参者の私が行ったら怒られるのだろうか…なんて思いながら恐る恐る近づく。無用な心配でこんにちはとニコリと挨拶をされる。

 

よかった。

 

皆さん仕事を引退されたと思われる年齢層の方々で、自然に触れながら余生を過ごしている感じでした。

 

罠を仕掛けて、近くに腰かけ本を読む。儒教に関する本。

京都や奈良にアクセスがいい場所に住んでいるためちょくちょく仏閣をめぐるのですが、その際に購入した本。購入後読んでみるも難しくて理解できず、そのままになっていました。今回も読んでみるが同じく難しい。

 

2-3時間いて、罠をあげる。この瞬間が一番楽しい。

残念ながらボウズ。

 

連休中に単身自由だったのは上記2日。

自由に移動して自由に飲み食いをして時間に追われずに自由に過ごす。

子供と一緒ににぎやかな時間を過ごすのもいいですが、一人の時間も大変良いなと感じた次第です。

 

※↑は日記に対してAIに描いてもらったイラストです

 

連休もあと数日。

仕事が始まったらまた朝から晩まで振り回され

詰めよられるストレスフルな日々が始まるので目いっぱいゆっくりしようと思う。

2025年の抱負100 達成度 中間発表

私は毎年1年の目標を立てています。

目標の立て方ですが、まず前年の振り返りをします。

①楽しかったことと、できたこと

➁やりたかったけどできなかったこと

③しんどかったこと

を書きだします。

その上で目標を100個書きだします。

 

書きだした100個の目標については5つのジャンルに分けます。

家庭、健康、自分の心、友情、仕事の5つです。

 

「人生は5つのボールでする『お手玉』だと考えたらいい。 仕事、家庭、健康、友情、そして自分の心。 仕事はゴムのボール。 たとえ落としても、また戻ってくる。 けれど、あとの4つはガラスのボール。 仕事に気を取られて落としたなら、もろくも壊れてしまう。 というブライアン・ダイソン氏の言葉にならってそう考えました。

 

仕事に関しての目標が多くならないように気を付けながら、優先順位は

仕事以外の4つ>仕事になるように設定をしていきます。

 

現在、1年の4分の1が終わって、達成した目標は30個。

6割達成が及第点だと考えていますのでまずまずのペースです。

 

 

 

簡単に達成できたことを記載していきます。

 

1月…13個達成

家庭(ガラス玉)…9個達成

 遠方でも法事ごとには出席すること
 妻祖父母宅(高知県)に行くこと
 実兄に会うこと
 実家(九州)に帰ること
 家族で遊園地に行くこと
 実父とお酒を飲むこと
 両親の昔の話を聞くこと
 家族で陶芸に行くこと
 生き方を定量的に決めること(優先順位や働き方)

自分の心/趣味・娯楽・一芸・QoL(ガラス玉)…3個達成

 映画 戦場のピアニストを観ること
 実家を片付けること
 資産運用を継続すること

友情(ガラス玉)…1個達成

 転職した人間と連絡を取り親交を持つこと

 

2月…6個達成

家庭(ガラス玉)…2個達成

 家族で動物園に行くこと

 実家のフイルムを現像に出すこと

健康(ガラス玉)…2個達成

 シミ取りをすること

 脱毛をすること

自分の心/趣味・娯楽・一芸・QoL(ガラス玉)…2個達成

 経験に投資(人に言えるアウトプット&1万円以上)

 子供部屋にエアコンをつけること

 

 

3月…11個達成

自分の心/趣味・娯楽・一芸・QoL(ガラス玉)…7個達成

 ジャグリングの新技を習得すること
 家庭菜園で育てた野菜を食べること
 ピアノを買うこと
 ピアノで新しい曲を弾けるようになること
 大阪城から歩いて帰ってくること
 自宅に親族以外を招くこと
 温泉旅館で浴衣でゆっくりすること

友情(ガラス玉)…3個達成

 小学校時代の友人と遊ぶこと
 LINEで新しい友人登録をすること(会社)
 LINEで新しい友人登録をすること(会社以外)

仕事(ゴム玉)…1個達成
 (割愛)

 

 

と言う感じです。目標達成のために日常を過ごしているわけではありませんが

目標=私が人生で「楽しいor幸せor大切」と考えていること なので

この調子で抱負の消込をしながらハッピーに過ごしていきたいと思います。

 

 

なお今年の目標で達成が困難となった項目が1項目あります。

「仕事:昇格」です。

昨年も落選しているため2度目未達成ですが、塞翁が馬だと思って一喜一憂することが無いようにしています。

仕事は自身のやりがいと成長と生活のためとして変わらず一生懸命かつ楽しく取り組む。優先順位は家庭と健康。でも仕事も楽しく全力。

 

そんな感じで4月以降も楽しくいきたいと思います。

国家も企業も国民や消費者に親切でない件

現在、車検の待ち時間です。

WEBで車検予約をする仕組みになっていたので予約時間に車を持っていく。

「代車は必要ですか?」と言われるので「お願いします」と言うと確認する間もなく「申し訳ございません、本日は代車はございません」と言う担当。

 

(!?何で聞いたん?)ってなって。頭がおかしくなりそうでした。

 

そして車検見積もりを貰う。型番とか専門用語とかがずらりと書いてあって意味がわからない。法律でも行政の文書でも、頭おかしいんじゃないかと思うくらい文章が分かりにくくシステムもわかりにくいけどそれと一緒。

多分わざとわかりにくくしていると思われます。

 

本日車を持ち込んだのは2社目です。

見積もりに関しては、しゃしゃっと取捨選択。1社目の最初の見積もりから数えるとなんと8万円安くなりました。どうせ素人じゃわからんやろと思って、いらんもん見積もりに入れるのは悪質です。

1社目と2社目で交換部品や備品の内容が違うのも意味がわからない。

複数社に見積もりをして内容が異なる項目はすべて不要なのだと思います。

 

 

車検って田中角栄自動車重量税を取るための方便として始まったそうです。

安全と言う名目で国への反発を抑えながらディーラーを経由して税金を納めさせるための作戦。

ディーラーもそれに乗じて不要なものバンバン乗っけて消費者にお金を使わせようとしていますよね。

国民民主党の榛葉賀津也が車検の闇をぶった斬る!

 

 

闇です。

自治会の役員を1年やった感想

自治会の役員を頼まれてから1年がたちました。

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任期をやり終えて思ったこと。

 

よかったこと

  • どこにどんな人が住んでいるかなんとなくわかった。(だいたい品のいい人ばかりで良かった)
  • 自治会費の集金などで近所の人と会話をするきっかけが生まれる。
  • 公園の清掃などもたまにやると楽しい。
  • 夏祭りの出店などもやってみると楽しい。(自分の子供がかき氷を買いに来てくれた。これはお金では買えない経験。)
  • 自分の家と面した全世帯のライングループを作れた。(自治会以外でも「エアコン取付で工事入るのでご迷惑かけます」等の連絡ができて便利)
  • 交流なかったお隣さんからお菓子や野菜などをもらうようになった。(私もたまに大量に頂き物をした際にお返しする)

悪かったこと

  • 役員選定ルールが決まっていなくて次の役員を見つけなければいけないという地獄な状態。(番地とかで順番に回したらいいのに…)
  • 2世帯/地区で役員が選出されるのですが私と一緒に役員をやってくれた方が後任を見つけられなくて私が次期役員2世帯分合意を貰うことに。
  • 平気で断る人が多い。(忙しいからという理由でお断りする人が多い。月1時間程度の活動ができないってどれだけ忙しいねん。お前自治会のゴミ箱使うなよって気持ちになるし廃品回収も出すなって思うし防犯カメラの恩恵受けるなって思う。受けてくれる人が複数回やっている格好になっていて不平等。幸いにも来期役員をやってくださる方は快く引き受けてくださいました)
  • マニュアルがない。

 

次の役員の方のためにやったこと

  • 過去3年の役員の方のライングループを作り容易に問合せが可能な環境を構築
  • 役員マニュアルを作成し共有
  • 過去20年間の役員履歴を作成し引き継いだ(これがないと次の役員を誰から依頼していけばいいかわからない)

 

総括としてはやってよかったと思うが、若い世代から高齢要介護で自分で歩けないような世代までがいらっしゃって、

連絡事項は共有のチャットルームで!自治会の回収なんかも電子マネーで!とかできたらいいよなぁと思っていましたがなかなかに難しかったです。

 

今月で任期満了ということで役員の謝礼金をもらい、払った自治会費以上にお金が戻ってきました。

何か有意義なことに使いたいと思うのですが、アイデアがありません。

用途を思いつくまで大切に保管をしておこう。

シミ取りに行くことを猛烈にお勧めする話

シミ取りはしたほうがいいという話。

なるべく早くしたほうがいいという話。

ケシミンはシミが消えない詐欺まがいの商品ですが、美容レーザーはとても効果がありました。

 

 

男は真っ黒に日焼けしてるのがカッコいいとか

男がシミシワを気にしているのはかっこ悪いとか

そういう価値観で育ってきましたが、今回メンズ美容(シミ取り)を行うことにした理由は3つ。

 

シミ取りをした理由

①若さへの憧れ

年とともに肉体も、精神も、そして頭髪も肌もどんどん老化していき、だんだんと昔を羨ましく思う気持ちが強くなってきました。

世阿弥風姿花伝で老いてこその華を説いていましたがやっぱり肌は綺麗な方がいい。

 

➁自己投資すべきというマインドセット

私にはお金がかかるような趣味もなく、余剰があれば投資に回していましたが、もっと自分自身にお金を使うべきと考えるようになりました。

 

③将来的なシミに対する価値観について

後で「やらなきゃよかった」という後悔が起こるかどうかを判断基準にして考えたときに、「あぁーもっとシミが欲しかった」って老後後悔するような価値観には変化しないだろうというのもシミ取りを決意した理由です。

 

施術結果

結論から言うと目に見えて肌が綺麗になりました。

やってよかったの一言です。

シミそのものも薄くなりましたし、髭が焼かれて毛穴の黒ずみもなくなり、髭を剃る回数も減って肌へのダメージも減り綺麗になりました。

 

以下経過です。

レーザー照射後は赤く腫れますが1-2日でひきます。

シミはレーザーで焼かれるので黒くなりますが、1週間ほどで焼かれた組織が浮き上がりポロポロと肌から剥離します。

髭についても黒い髭はレーザー光で一緒に焼き切られます。

毛根内に残っていた髭も1週間程度でポロポロ取れます。

 

人間は休眠毛根が7割くらい残っているらしく、しばらくしたら新しい毛根から髭がでてくるそうですが、複数回レーザー照射をするとそれも生えなくなってくるそうです。

 

治療後2ヶ月経ちましたが全く後悔はありませんし

もっと早くやっておけばとすら思っています。

 

注意点・ネガティブな話

と良い事ばかりを書きましたがネガティブな話もあります。

滅茶苦茶痛いです。

会社の同僚が先にレーザー照射をしており、その痛さについては話を聞いていましたが前評判通り痛かったです。

 

レーザーをペンのような機具で照射するのですが、バチンと弾かれるような痛みが襲います。一発なら我慢できるのですが、施術範囲はペン先程度。顔の面積分は施術が続きます。

私は足をバタバタさせながら額から腋まで汗だくだくで施術が終わるのを耐えました。

涙は意志に反し勝手にポロポロ出てきます。冬なのにトレーナまで腋汗で汗シミを作ってしまいました。

一番痛いのは唇の周辺です。神経が密集しているためなかなかです。

一応レーザー治療時に麻酔をするという選択肢もあるようです。

↑こんな感じでした。

でもこの痛みも達成感に変わります。痛いのは施術中だけです。頑張りましょう。

ネガティブな話でいくと以上です。痛いだけ。

 

あと注意する点としては

レーザ照射後は肌がダメージを受けているため紫外線を避けなければいけません。日焼け止めは必須になります。そのためシミ取りをするならなるべく冬がいいです。

 

それから一定期間時間をあけ継続的な治療が有効です。

私は2ヶ月おいて今週末に2回目の施術を予定しています。

 

楽しみです。
お勧めです。

ポンコツ営業マンの話

私が車を買ったお店の担当さんがいまいちだという話。

購入した車がリコールを起こしたので車屋さんで部品交換をしてもらいましたが担当の方がいまいちよくない。国内の自動車メーカ正規販売店で、その辺の町の車屋さんとかではない、販売店で2番目に偉いはずの主任という肩書があるのですがなんかよくない。

 

そもそもですが購入時からなんか違和感があった。

 

◇まずは購入時

車の契約の際に、「え?いるんじゃないですか?いると思っていたんですけど。」と確認した書類をいらないと明言した主任。
後日、やはり必要なことがわかり、私がお店まで届けに行く。(主任は私の家まで取りには来ない)

 

◇次は車検

車検の時に自動車税の納税証明書を持ってきてくださいという主任。保管していないので無いというと、税務署でもらってくださいという主任。税務署に確認する私。「車検にそんなのいらないですよ。車屋さんには税務署がいらないって言っていると伝えてください」と税務署から「仕事増やすなバカ!」ばりに言われる。
そのまま主任に伝える。じゃあいらないですという主任。

なんやこいつ。

 

◇次はタイヤ

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立ち寄ったスタンドでタイヤ交換詐欺に遭い、車のタイヤを外されて物理的に帰れなくなる。スタンドの店員は「危ないので絶対交換してください」の一点張り。

「1ヶ月前に車検通していて何も言われていない。タイヤもまだ3年未満です。寿命なんておかしい。」と言うも拉致があかないので車屋の主任に連絡。

「スタンドの方がそういうならタイヤを交換してください」という主任。

「わかりました、じゃあ交換したタイヤを今から主任のところに持って行くから見てくださいよ。おたくで先月車検通しているんですからね。」と電話を切る私。

「タイヤ交換してくれていいので外したタイヤ持って帰ります」とスタンドにいい主任のもとへ。

 

部下が適当なことを言った責任からか店長(店で唯一本社の人)がタイヤの試験もしてくれて、結果、完全に問題ないタイヤで詐欺確定。

タイヤ詐欺をした店には仕事帰りに毎日通って吠え続けて返金させた。

スタンドに掲示された資格書の写しをとったり、やり取りを動画撮影したり、私のタイヤを勝手に外して帰らせなくした奴に自筆で念書も書かせたりと退屈しない日々を過ごせた。

 

◇次はリコール

私が所有する車に対して半年以上前に車のリコールがあったらしい。
一応ハガキが送付されたそうなのですが私は数年前に引っ越していて車を購入した時から住所が変わっていたため届かず。


半年くらい前に主任から着信があったのですが、取れなかったので、大事なことならまたかかってくるかなと放置していましたが、半年経って「車のブレーキを交換したいのですがいつがいいですか?」と電話。

全くなんのことかわからないので何のことですか?というとウダウダと「ごく稀にブレーキが効きにくくなることがある場合が~もごもご」とか言っているので電話を切って調べるとリコールみたい。リコールって言ってよ面倒くさい。

仕事で結論言わない人は嫌い。イライラする。


ということで8ヶ月遅れでブレーキ交換をしてきました。

 

背が高くてスーツを着ていて清潔感がある主任。

齢50くらいだと思いますが、髪はフサフサでイケおじみたいな見た目。

外見は良いが、中身は薄っぺらいなという感想。

 

一方で手を油だらけにして部品交換をしてくれる整備士さんは好き。

主任はこの人たちのおかげで給与がもらえているということに感謝してほしいもの。

 

私自身も、汗かいて服を汚しながら働いてくれている人たちのおかげで給与がもらえているので感謝しながら働かなければいけないと改めて思いました。

 

 

 

 

追伸

 大昔、結婚して新居に越す際にネット難民になりました。

工事不要だったのでソフトバンクエアーというやつを契約しにいきました。

そこで担当した人が超絶適当だったのが強く記憶に残っています。

「今日端末も渡します。家でコンセントに挿すだけでwifi使えます。僕も使っていますんで間違いないです。超簡単ですよ。」と言っていて契約し端末を持ち帰ったのですが

全く使用できない。

実はソフトバンクエアーは契約後、使用できる状態に設定された端末が、後日自宅に届いてその端末をコンセントに挿すことで初めて使用できるものなんですよね。

超絶適当な店員は今まで何を言っていたのだ。

結局その日、私がもう一度店まで役に立たない端末を返却に行きましたからね。

 

私の人生において反面教師的事例になっています。

適当なことは言わない。知らないことは知らないと言う。

当たり前だけどとても大切なことです。