年始の帰省では新品の靴を履いて帰ったため、常に足の痛みとの戦いでした。
なぜ新しい靴を帰省時におろしたかというと、話は1月2日の親戚の集まりまで遡ります。
妻の親戚一同が集まり、寿司屋さんの座敷で宴会が開催されました。
盆と正月だけお会いする程度の間柄の方々が多数いらっしゃるのですが
皆さんとてもいい人たちで、私に対して話題を振ってくれたり、お酒を注いでくれたり、私がボッチにならないようにしてくれます。
一方、私は粗相の無いよう終始無難な応対をしていました。
閉会。
忘れ物がないかチェックして、私が最後に座敷を出て玄関に行く。
私の靴がない。
「?」
一瞬よくわからなかったけど、少しして状況を理解しました。
妻の親戚のおじさんが私の靴を履いていました。
「??」
なんでだろうって思ってもう少し周囲を観察すると
違う下駄箱に私が履いてきたものと同じメーカーの同じ色のスニーカーが入っていました。
なるほど!!
せっかくの新年会。親族集まっての美味しいご飯とお酒。
おじさんには気持ちよく帰ってもらうために無粋な指摘は避けようと思いました。
「奇遇ですね!私も同じ靴なんですよ!」と声をかける。
気がついてくれるか…!?
おじさん「本当やなぁー!奇遇やな!」
くっ!!ダメか。でも明らかにおじさんが履いてるスニーカーが僕のスニーカーである。
「もし履き違えていたらいけないので両方履いてみてください!」
両方履くおじさん。
これはさすがにいけるやろ!!気がつかんはずないやろ!!
おじさん「サイズも27ってことはないし、こっちやわ!」
と26.5の私の靴を履いていくおじさん。
おじさんは普段26.5の靴を履いていて、このスニーカーだけ27のものを買っていたのか…?なんという不運。
寿司屋から最後に退店する私。
下駄箱には私には大きいおじさんの27センチのスニーカーが一足。
両方履いてもらった上で判断されたのでもう訂正もできなくて、おじさんの靴を履いて帰りました。
というわけで年始に靴を買い新品の靴で帰省。
足の痛みに悩まされたのでした。