男のEXECUTIVE~SUPER DESTINY BOY 2~

仕事のできない四十路サラリーマンが思ったことを綴っていくブログです。

子供に仕事をさせて勉強させる件

少し前まで買い物をしたり、外食をすると

「ねえねえ、いくらだったの?」って上の娘が聞いてくることが多かったのですが、「〇〇円だよ」と言うと「安いね!」って返してくるってことがよくありました。

 

その度に「お金を稼いでもいないのに安いなんて言ったらダメだよ」と言ってました。

きっと小学校で何か影響を受けてきて安いって言いたいのだと思います。

 

そんな感じだったのですが、

先日、祖母に買ってもらったものを祖母の前で安いなんて言っていたのでお灸をすえることにしました。

 

お金を稼ぐのは大変なのだということを伝えるために洗濯物を畳んだら20円あげるという約束をしてお金を稼ぐ行為を体験してもらうことに。(20円はお店でお菓子が買える最小単位)

 

当然納期も設定します。

洗濯物と制限時間を設けて私は退室。

 

たまに見に来て「頑張れー」と声をかける。

 

一生懸命畳んでくれているんだけど、いかんせん遅く、約束の納期には間に合いそうにない状況。

「もう時間になるよー」って声をかけながら様子を見る。

 

焦ってる様子。

加えて洗濯物畳みを始めたタイミングから下の娘はテレビ見たりおもちゃで遊んだりと自由に過ごしている様が焦りや苛立ちを加速させていたのだと思う。

 

制限時間を15分過ぎたくらいで「まだやってるの?もう時間過ぎたよ。」っていうとワンワン泣き出してしまいました。

 

できなくて悔しかったみたい。

 

お仕事というのは約束した内容や約束した時間を守らないといけない。そのお返しとしてお金が貰えるのだよ。人にお金を使ってもらって安いなんて言ってはダメ。安いという言葉は自分でお金を稼いでから使いなさい。

 

と言いました。

しばらく泣いて、その後は泣きながら洗濯物を畳んでました。

 

偉いことにそれ以来、安いという言葉は使わなくなりました。

でも洗濯物畳はたまにしてくれるので時間制限は設けずに20円でお願いしています。

 

稼いだお金もずっと貯めているようです。

 

我が子ながら偉いなぁと思います。

私が娘と同じ歳の時は母親の財布から小銭を抜いて自転車のカゴに入れてお菓子を買いに行っていました。

 

一度母の前で自転車を倒してしまい小銭が散乱した際に「あんたなんでお金持ってるのね」って母に言われて、黙りこんだ記憶があります。

 

 

宿題しなさいとか、早く起きなさいとか、早く寝なさいとか、片付けなさいとか、自分自身が当時やってなかったことを娘に偉そうに指示しているわけですが、

なんとかこたえようと頑張る娘には頭が下がります。