おい!おまえ名は何という!
へぇ!屁ひりダメリーマンと申します。
へぇ、昔から屁が沢山出ます。
ふへへ、仕事中も腹が張ると事務所を抜け出し屁をします。
私が事務所を抜け出したときは屁をひり出していると思ってくだせぇ。
というわけで、どうして屁がこんなに出るのか知りたくて調べてみることにしました。
僕はネットで何かを調べる際に、画像を同時に調べる癖があります。
屁で検索すると屁ひり女房という画像が出てきました。
どう見ても日本昔話のストーリータイトルだろ。これ。
もう屁が出る理由なんてどうでもよくなりますよね。
秀逸過ぎる。
誰だ、このネーミングをした人間は。天才か。
気になってどういう話なのか調べてみました。
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放送日:1977年07月16日(昭和52年07月16日)
あらすじ
むかしある村に、年老いた母親と息子が住んでいました。ある日、隣村から働き者で親孝行な良い嫁を迎えました。
やがて10日も経つと、嫁の様子がおかしくなりました。母親が心配して嫁に理由を尋ねると、嫁は「屁がしたいが我慢している」と言うのです。母親が「屁ぐらい遠慮なくすればいい」とやさしく促すと、嫁は着物の裾をまくってものすごい屁をぶっ放しました。
母親は嫁の屁に吹き飛ばされて、向かいの大根畑へ飛ばされてしまいました。この様子を見ていた亭主(息子)はカンカンに怒り「こんな嫁は実家に返す」と言いだしました。嫁は悲しみながら、実家までの道のりを、亭主の後ろについてとぼとぼ歩いていきました。
しばらく進むと、港から出航できずに困っていた貨物船がありました。そこで、嫁は屁をふり貨物船を沖まで吹き飛ばしてあげました。そのお礼に米俵を三俵もらい、さらに道を歩いて行くと、峠の柿の木から柿を取ろうとしている男がいました。ここでも嫁はすごい屁をふり、柿の木から全部の柿の実を落としてやって、男が持っていた反物と馬をゲットしました。
亭主は「こんな宝嫁を実家に返すとはもったいない」と思い、嫁と一緒に家に帰る事にしました。嫁はとても喜び、ものすごい屁をぶっぱなして亭主を自宅まで吹き飛ばし、後から馬や米俵を持って歩いて自宅へ戻ってきました。
のちに亭主は、嫁の為に屁の部屋を作ってあげ、いつでも好きなだけ屁をふれるようにしてあげました。この家族はいつまでも仲良く幸せに暮らしましたとさ。
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竹から姫が出てきたり、垢で人間を作ったり、なんでもありの昔話ですが
なんでもありすぎだろって思いますよね。
昔の人ってなんでこうも自由な発想ができるのか不思議である。
最後の屁の部屋っていうネーミングもいいよね。
屁の部屋て。
ミヤネ屋みたい。
頭のおかしい人間が支離滅裂奇天烈怪奇な事を言うことはある。
しかしそれが語り継がれるってことは何かあるんでしょう。
後世に語り継がせるなにかを。
絶妙なライン取り。
文中に屁を出す行為を
「ふる」「こく」「する」と様々な表現が出てくるが
「屁ひり」の出てくるひりだす表現がない。
あなや。
明日も会社だ。
ぷ。 ←ボーリングしている人