男のEXECUTIVE~SUPER DESTINY BOY 2~

仕事のできない四十路サラリーマンが思ったことを綴っていくブログです。

反省の記事

少し前に気付いたことがあって。これは忘れてはいけないと強く感じたので記事にすることにしました。

 

先日誕生日を迎えました。

もう40歳が見えてきており、おめでたくもなんともないのですが幸いにも多くの方にお祝いのメッセージをいただきました。

有難う御座います。

 

誕生日の朝には、娘に早速おめでとうって言ってもらえて

パパ大好きっていう手紙と色紙にクレパスで書いた僕の絵をくれました。

とても嬉しかったです。

 

できればその日は早く帰って家族と一緒にご飯を食べたかったのですが

運悪く非常に忙しい時期で誕生日の数日前から帰りが遅い日が続いていました。

 

誕生日だからと早く帰れるということもなく、急ぎはしたものの結局20時過ぎての帰宅になりました。

家に帰ると憔悴した妻とソファーで寝てしまった娘二人。

ご飯はまだ誰も食べていないようです。

 

1歳児と4歳児が晩御飯も食べずに、お風呂にも入っていないのはマズイということで起こしたのですが、僕を見るなり4歳の娘が泣き叫びます。

何を聞いても泣くばかり、足をバタバタさせて顔を真っ赤にして大声で泣き叫んでいます。

 

妻は僕が帰ってきたのでようやくご飯を作り始めることができたのですが、揚げ物を

するので娘二人をしっかり見ておいてくれと指示を受けました。

 

その間も4歳の娘は泣き叫ぶため抱っこしてあやす、その隙に1歳の娘は揚げ物をしている妻の所に行こうとする。

4歳児を降ろして1歳児を捕獲すると、それをみて4歳児が烈火のごとくまた泣き叫ぶ。

 

仕事して帰ってきてなかなか辛いシチュエーション。

なんて最低な誕生日だって思ってしまいました。

 

とりあえず娘を二人とも別室に連れて行って揚げ物環境から隔離することに。

30分程度たって泣きつかれたのか、4歳児がようやく泣き止みました。

 

どうして泣いているのか聞いてみたところ

・僕の誕生日をお祝いしたかった

・帰ってくるのを待っていた

・ご飯も食べずに我慢していた

・けど全然帰ってこない

・寂しかった

ということを教えてくれました。

お祝いしたいのに父親は帰ってこない悲しい、お腹も減った、眠たいというのが重なって制御できない感情が湧き上がってきたみたいでした。

 

40歳近いおっさんの誕生日なんて大した意味はないと思っていましたが

僕が別にそれでいいではなく

僕をお祝いしてくれようと純粋に思ってくれる人がいるんならその気持ちを最大限大切にしなければいけないと強く思いました。

娘にはとても可哀そうなことをしてしまいました。

 

妻も仕事を終わって、ケーキを買って、子供たちのお迎えに行って、家についてからは子供二人のお世話。

揚げ物をしていたのだって僕が大好きな揚げ春巻きをわざわざ作ってくれていたのです。

 

4歳の娘も、ただお腹がすいて不機嫌で泣いていたのではなく

僕とご飯を食べるために21時近くまでご飯を食べずに待ってくれていたのであって

僕をお祝いしたいと思ってくれていたのがなかなか叶わなかったので、感情がコントロールできなくなっていたのです。

 

1歳の娘もお腹が空いて、さみしくなって母親のところに行こうとしたのです。

 

そして僕も、なんとか早く帰ろうと会社で僕なりに頑張っていたつもりではあります。

 

誰も悪くないのに全員がとても辛い思いをしました。

全員がとても優しい気持ちで立ち回り。

しかし、それぞれ空回りしてしまったような気がします。

 

 

でも泣き止んだ娘から事情を聞けて

「もうちょっと早く帰る方法があったんじゃないか」とか

「誕生日は僕のイベントではなく家族のイベントなんだな」ということを感じて非常に思い出深い誕生日になりました。

 

その後、妻の作ったご馳走をみんなで食べて

娘にハッピーバースデーを歌ってもらって、妻が買ってきてくれたケーキのローソクを娘が吹き消して、みんなでケーキを食べました。

妻からは日本酒とウイスキーをプレゼントされました。

お酒は控えていましたが「これは機会飲酒が適用されるぞ」ということで美味しくいただきました。

 

とてもいい誕生日でした。

 

妻よ娘達よ。

お父さんは幸せです。

これからも頑張ります。