先月会社の方(Kさん)が亡くなりました。
まだ若く、私と10歳も変わらない年齢です。
プライベートで会うほどの仲ではありませんでしたが以前同じ職場でよく声をかけてくれましたしお世話にもなりました。
半年ほど前に癌が発覚して休職して闘病をされていました。
Kさんの上司(職長)とは私も仲良くさせてもらっていて経過についても良くはないと聞いていましたが、先月亡くなられました。
社内HPの訃報欄で名前をみて一気に気持ちが重くなりました。
会社の訃報案内に「弔問は辞退」と書いてありましたが、お通夜にお線香だけ上げに行きました。
会場につくまではどこか半信半疑な感じがしていたのですが
会場で遺影をみると「この世にはいらっしゃられないのだな」と一気に現実を突きつけられたような気持になります。
香典は受け取っていただけませんでした。
ご遺族は辞退されていた弔問をなかば強引に押し掛けた形ですし
家族葬で式を行われていたこともあって
「僕はここにいてはいけないのだな」という強迫的な衝動により逃げるように会場を出てきました。
Kさんのご冥福お祈り申し上げます。安らかにお眠りください。
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2月末でKさんの上司(私に容体を伝えてくれていた方)が職長を降りることになりました。
挨拶に行ってどういう経緯なのか伺ったところ
・自分には持病があって病院に通っていること
・すぐに死ぬような状況ではないが、医者からは入院してちゃんと治すように勧められていること
・Kさんのお見舞いにいって「自分は不調に気付いて病院に行った時には末期癌だった。悪いことがわかっているのに治さないのはズルい。僕はもう治せない状態でわかってしまったのだ。治してください。」と強く諭されたこと
を教えてくれました。
職長をしていたら何週間も入院したりすることが難しいので、持病をしっかり治すために降りる決断をしたそうです。
色々と、深く考えさせられることになりました。
昨日は飲んで帰ってきてカップ焼きそば食べて寝て
今日は昼にラーメンを食べた私ですが
健康で長生きしなければいけないなと感じました。