最近2名の訃報を受けました。
全く異なるコミュニティに属する2名のことを同じ記事にするのは失礼なような気もしましたが、別々に書くのもなんか違うと思いましたし、誰も閲覧しないただの私の振り返りなのでいいかという結論になりました。
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久しぶりに見ていたfacebookで学生時代のバイト先にいたおじさんが先月亡くなっていたことを知りました。
おじさんは名前をUさんと言いました。
職安からの紹介で私がバイトしていた先にやってこられました。
当時すでに50歳をゆうにこえていて、人生の大先輩ではありましたが、バイト先では私のほうが先輩で、敬語とため口が混じった変な言葉で話しかけられていたのを覚えています。
Uさんについて思い出すのはやさしい人だったなってことと、50歳を超えて大学生に交じって仕事を頑張ってらっしゃったなってことを思い出します。また、バイト先の飲み会なんかも一番最後まで残って2次会以降のお金を全部出してくれていたのを思い出します。単身だったこともあり寂しかったのかなとも思います。
しかしながら厳罰化された後だったにも関わらず、飲酒運転の常習犯という、そんなモラルに欠ける面もありました。
また、夜中にもサングラスをかける不思議な方でした。
お世話になりました。ゆっくりされてください。
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先日会社での恩師が亡くなりました。50代でした。
万人から愛される非常に温かい方でした。
私が新入社員として配属された部で当時部長をされていて、海外法人で社長も務めたものすごく偉い人でしたが私のような一兵にもとても親切にしてくれました。
新入社員時代、私が喫煙所の灰皿を掃除しているとわざわざ「いつもありがとう」って言ってくれてました。
私が失態を犯し、謝りに行くと一切怒らずにフォローしてくれました。
分からない事を相談に行くと、頭の悪い私にじっくり時間かけて教えてくれました。
会社で私を見つけると後ろから肩をちょんちょんと触ってニコッとして去っていくっていうコミュニケーションをとってくれてました。
お互い異動して上司部下ではなくなった後でも「試験資料持ってきなさい」って言ってくれて私の昇格試験の指導をしてくれました。おかげさまで順調に昇格もできました。
そんな恩師の訃報を聞いて、しばらく落ち込んでました。
コロナ禍で通夜告別式への参列を辞退されていたので
最後の挨拶もできなかったなと悲しい気持ちの週末。
ウイスキーをロックでちびちびと飲む週末。
親にも、いつなにがあるかわからないなと思うと
もっと孝行しないといけないなと改めて考える。