あっという間にもうすぐ40歳である。
おっさんになったとつくづく思う。
朝ごはんを食べると昼ご飯がしんどくなって、お昼ご飯をしっかり食べると夜ご飯がしんどくて、夜に沢山食べると朝苦しいのです。
そのため、朝ごはんは食べない、昼ご飯は蕎麦と小鉢、夜はおかずにご飯普通盛っていうのが最近の定番です。
昔は山盛り食べるのが偉い とか 食事はすべてのエネルギーの源であると主張していて、「食べる俺は偉い」、「きっと出世する」と思いながらモリモリ食べてお腹をパンパンに膨らませながら生活していました。
当時は夜中まで仕事して、徹夜してもへっちゃら、フルパワーで働いて、それでもエネルギーが尽きることはありませんでした。
が、最近はマスクした状態で外を歩いただけで息苦しくて倒れそうになるのである。
夜も12時過ぎて起きていたら眠くてヘロヘロなんです。
しかしながら若い頃よりもずっと健康診断の結果は素晴らしい。
階段登って息切れしているのに診断結果は「問題なし」ってなんだか不思議な感じがします。
おっさんになってから思う事を綴っていこうと思う。
①出世欲がなくなってしまった。
これは顕著である。正直今の給料でも十分生きていけるし、決して会社内でもお荷物ではないと思っているので、今のまま給与をもらうのに申し訳なさを感じることなく働けたらそれで十分かと思う。プライベートが充実するほうがよほど素晴らしいと感じるようになりました。
②正しいことをするべきと感じるようになった
御礼を言うとか
困った人を助けるとか
卑怯なことをしないとか
路上にゴミを捨てないとか
当たり前なんだけど当たり前のことがとても大事だと思うようになりました。
逆に、ウェーイって言いながらいきがったりすることに嫌悪を感じるようになりました。最近は古典、古事記、寺とか神社とか好きです。
③お金に執着がなくなった
私はお小遣い制なんですが、お小遣いを増やしたいとか、お小遣いに不満があるとかっていうこともなく、なんなら買いたいものっていうのも特にありませんって状態になってきました。
いるものは買うし、いらないものは買わないし、会社に残って残業代を稼ぐくらいなら早く帰れるなら早く帰って家族と過ごしたいと思うようになりました。
④健康を気にするようになった
健康は何にも代えがたいと感じるようになってきました。
昔は早く寝るなんてもったいないと感じていましたが、早く寝れるなら早く寝て体を休めなきゃと思うようになりました。
⑤体をデカくしたいと思わなくなった
昔、格闘技をやっていたこともありガッシリした体をしていましたが、今は普通の体系になりました。必要以上に筋肉をつけることってのは日常生活で必ずしも必要ではないと感じるようになりました。体は軽くて柔軟な方がパフォーマンスは上がると感じるようになりました。大学時代から20kgくらい体重が軽くなりました。
⑥定住したいと思うようになった
昔は、国内外でバリバリ仕事をやってやろうと思っていましたが、最近は家族と一緒に過ごしたいと思うようになりました。転勤もしたくないし、海外駐在も今はしたくありません。
マイホームを買って、庭で木を育てたり、花を育てたり、犬を飼ったりして家族と過ごしたいのです。
人生は5つのボールのお手玉だって話があるみたいです。
仕事、家族、健康、友情、自身の心
仕事はゴムボールで落としてしまっても壊れることは無いし、また戻ってくるそうです。
あとの4っのボールはガラスのボールで落としてしまうと壊れてしまってもう戻らないそうです。
なるほどなぁと思う今日この頃。