男のEXECUTIVE~SUPER DESTINY BOY 2~

仕事のできない四十路サラリーマンが思ったことを綴っていくブログです。

海外の人との触れ合いによる学び

現在、私が勤めている会社の中国の現地法人から、お客さんが来ています。

 

私も2023年7.8月と中国に出張していた関係で、最近は中国からのお客さんの対応をすることが多いです。

昨日は関西の観光をアテンドしていました。

満足のいくアテンドができたかどうかはわかりませんが、少しでも日本を楽しんでいってくれたらいいなと思います。

 

日本にいると中国や朝鮮半島の方に好意的ではない印象を受ける場合があると思いますが、全くそんなことはなく、応対していて非常に好印象な方々でした。

バイアスがかかっているっていうのもあると思いますし、私が応対している人がそれなりの人ってことも理由としてあると思います。

 

観光はまぁメジャーどころで、私が知っている知識をペラペラしゃべっていたら大体先方よりも知識量が上なので案内が成立するのですが困ったのは食事です。

 

昨晩、食事をどうするか問題に直面しました。

もともとは回らない寿司を体験してもらおうと思っていましたが、前日自分たちだけで回転寿司に行ったということでした。

色々ヒアリングして写真をみてもらったうえで「すき焼きが食べたい」という話になったので食べに行くことにしました。

 

お店についてすき焼きを食べるだんになって先方の顔色が変わりました。

生卵が食べられないということでした。

「これは新鮮なのか?無理。食べられない。」ということで、私が「新鮮で問題ない」と実食してみても、生卵を食べてもらうことはできませんでした。

 

どうやら彼らからすると生ものを食べるというのは異次元の行為のようです。

「え!?昨日回転寿司行ったんじゃないの?」と聞くと、全部避けて食べていたということ。

 

先月も別の中国人をアテンドしており、その際は割烹料理屋で刺身を食べたのですが、問題なく食事を終えました。

上記の事例を出して「どゆこと??」というと、前回中国からのお客さんは上海近くの出身で海の近くでは中国でも生ものを食べることに抵抗がない人がいるそうです。

けど今回のお客さんは内陸の山側の方だったので生ものを食べるなんてことは到底あり得ない地域の人なんだそうです。

そういうことか!出身地まで加味しないといけないのか!勉強になる!

 

以前ドイツ人を、事前確認をしたうえで回らないお寿司に連れて行った時も、上寿司頼んで卵だけしか食べてもらえなかったことを思い出しながら

異文化の方との食とかコミュニケーションって難しいなと思った次第。

(食べれませんって言っちゃダメなのか、事前のやり取りでは生ものだと認識できていないのか…?)

 

結局、中国の方は「日本で残したら失礼」っていうことは把握されていたようで

すき焼きの鍋に卵入れて煮卵にされていました。

新しい!!!

 

 

まぁ私も中国で高そうな料理屋さんに連れて行ってもらった時にセミの幼虫が出てきて

おなじようなリアクションをしていたことを考えると

お互い様だし、これが異文化との交流の楽しさでもあるし、学びなのだなと感じます。

 

彼らにとって日本での滞在がいい思い出、貴重な経験になるといいなと思います。