男のEXECUTIVE~SUPER DESTINY BOY 2~

仕事のできない四十路サラリーマンが思ったことを綴っていくブログです。

家を買った話

突然ですが家を買いました。

経緯や、気づきを書いて残しておきたいと思います。

 

【経緯】

私は現在、会社の家賃補助を受けながら賃貸物件に住んでいます。

具体的には10万円くらいの物件に4-5万円くらい払って、残りは会社が補助してくれて住まわせてもらっています。

 

会社の家賃補助には様々な制約があります。

主なものとしては以下です。

 

①賃貸物件の㎡数の上限を指定されている

➁賃貸物件の家賃上限が決まっている

③補助年数が決まっている

 補助はα年と決まっていますが会社都合で転居した場合のみ年数がリセット

 

①と➁の制約のために、

私は個人の部屋を持つことはできない部屋数の家に住んでいます。

かつ、③の理由で、あと2年くらいで補助が切れてしまいます。

 

2年後には、毎月10万円支払いながら、子供部屋もない、自分の部屋もない、庭も無い家に住まなければいけないという事実を受け、家探しをすることにしたわけです。

 

【条件】

私はアホなので何も考えておりませんでしたが妻と相談をして以下の条件で探しました。

■ 妻の実家から近い

■ 妻の会社へのアクセスが容易(≒駅近)

■ 子供が高校から電車で通学することを考え駅近

■ それなりの校区

■ 贔屓にしているスーパーの最寄り

■ マンションより一軒家が望ましい(車の出し入れが容易で管理費を毎月払うのも嫌)

 

私は全く気にしていなかったのですが、それなりの校区というのも重要みたいです。

同じサイズの家を購入するにしても、同じ市内で1千万円単位で値段が違ったりするのですが、安い物件が並ぶ地域とそれなりの物件が並ぶ地域では住民の民度もはっきり異なるのだそうです。

 

それにあわせて、学区の偏差値や進学先なんかも明らかに差があるそうです。

私のように田舎で、社会の縮図みたいな小中学校で義務教育時代を過ごした人間には全くわからないことでした。

 

妻いわく、いい校区の子は公立であっても親は大企業勤めか両親公務員、自営業などがほとんどだそうです。九州の田舎育ちの私にはわからない感覚。

怖い。

 

【気付き】

次に気付きです。

トータル2年くらい、10社くらいの工務店や不動産業者のお世話になった結果、気付いたことがあります。

それは「お買い得物件」というものはないということです。

いい物件はそれなりの金額がするし、安い物件は何か理由があります。

それなりの場所にもかかわらず安いのは、家の中身が安かったり、ハザードマップで何かしらの項目でアウトになっていたりするのです。

 

高いのには理由があって

安いのにも理由がある

お買い得物件はない

 

というのがここ2年で家を見てきた結論です。

 

【購入】

購入についてです。

当たり前ですが物件というのは、あかないと出てきません。

今回の我が家のように「実家の近く」とか「妻の会社へのアクセス」、「〇〇学校の校区」とか条件を付けだすとだんだん物件数が少なくなります。

そして、現在存在する物件で気に入るものがなければ待つしかないような状況になります。

 

今回私が家を購入するに至った理由を至極簡単に言うと条件にあう土地が空いたからです。それに尽きます。

 

すでに2年ほど家探しをしていて

「条件にはあうけどもっと安い物件があるかも…」なんて考える余地はありませんでした。ないのです。

これまで何度も「もっといい物件があるかも」って思いながら他の方に先に購入され、物件をロストしてきました。

 

 

不動産には相場があって価値のある物件は高く、価格の低い物件は何か理由があるのです。

ようは自分が求める条件と合致しているかどうかだと思います。

 

求める条件と合致していたら買うこと。

その値段は求めている条件に対し適正なのです。

 

以上、私が家を探すうえで感じたこと。